Saori@destiny”WORLD WILD 2010”発売前・カウント・ダウン・レビューその2

愛の戦士参上

Saori@destiny『WORLD WILD 2010』

＜全12曲＞
1.Re:revolution
2.WORLD WILD 2010
3.エスニック・プラネット・サバイバル
4.I can't

5.Lonely Lonely Lonely

最初にちょっとだけ苦言。メインのシンセの音色はもう少し深みのある音にしていただきたかったなあ。6.などの曲と合わせたという意図は分かるのですが。その点以外は大好きな曲です。HMV限定シングルでリリースされているので曲の全貌はもう分かっているのですが、この短縮版でカットされている2コーラス目が最大の聴き所。試聴では聴けず残念。ファンキーなベースとピアノのシンプルな音をバックにSaoriの歌が染みます。Saori流ソウル・バラードと言えるでしょう。ぜひご自分の耳で確認してください。

6.Play

タワーレコード限定シングルのカップリング曲。音の方は3.と同様に80年代ジュリアナみたいで、詞の内容がかつて話題になった援助交際ということで、リリースされた時は驚きました。バブル経済崩壊後失われた20年を越えた今年リリースされたこの曲が、改めてバブル期への批評として機能していると考えるのは過大評価でしょうか？

7.BABY tell me

短縮試聴版。前の曲がシングル、後ろの曲がアップテンポなメロディアスで、間の気分転換のための繋ぎの曲と思いましたが、1:06あたりからの展開は面白そうです。フルで聴くのが楽しみです。

8.ファニー・パレード

短縮試聴版。軽快でポップな素晴らしい曲。曲調やタイトルからファンタジー的な曲と思いきやSaori流の毒が含まれていそうです。以前からSaoriの曲をご存じな方はお分かりだと思いますが、もうこれは確立された立派な作風です。フラメンコみたいな手拍子の細かいリズムはライブに向けてやっぱり練習しておいた方がいいのかな（笑）？リズム感向上のためにもどうぞ。