でも鬱じゃないー!
明けましておめでとうございます。
年末年始、故郷に帰って、マンチェスターような陰鬱な冬空の下、父の墓参りをしたり、変わってしまった郷土を歩いたり、年老いた母の姿を見たりして、鬱気味のワタクシです。
そんな鬱な気分にぴったりなのがこのアルバム。
- アーティスト: ピチカート・ファイヴ,小西康陽,田島貴男
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/04/28
- メディア: CD
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そういう訳で、このアルバムはリアルタイムでは体験していませんが、88年リリースという事で、バブル経済まっただ中だったのですね。リリース当時、ミュージックマガジン誌には、「仏作って魂(ソウル)入れず」と酷評されたそうです*1が、逆に今はその魂の抜け殻のような感じが心地よいです。
そのアルバムから1曲目。
惑星 - Pizzicato Five
(埋め込み無効なので)
日曜日の印象 - Pizzicato Five
最初聴いたときは、何と軟弱な曲だと思いました(笑)。連休の最終日の午後のけだるい感じに合っていると思います。
これは恋ではない - Pizzicato Five
http://www.youtube.com/watch?v=HuyuFnXn03M
(埋め込み無効なので)
ウルトラセブンの絵と合っているような、いないような。情熱的とか熱狂的とはまるで無縁な冷めたラブ・ソング。
アルバム最後の曲。
Pizzicato Five - The Work of God(神の見業)
2人が離れ離れになるのも神の御業。同じくなんて冷めたラブ・ソングなんだ。