隠れた初期佳曲

正月早々からの例の非公式アナウンスはちょっと置いておきます。と言いつつ早まった事もしています(笑)が、その一環。実は今までアルバム"Japanese Chaos"以降のCDしか持っていませんでした。初期のシングルのカップリング曲はBackup Party(BUP)などで聞く限りはあまり好みではなかったのです。
ところが、去年2011年11月12日のmorph-tokyoでのBUPでの"Destiny's War"は今まで聞いたことがない位に低音が出ていて驚きました。まるで違う曲のように素晴らしかった。その時はみずっちがトラック自体に手を入れているのではないかと思いましたが、真相は分かりません。
そういった事に加えて、今回の事もあったので、改めて初期の2枚のシングルを入手して聴いてみました。特に印象に残った2曲を紹介。

こちらはBUPで何回か聴いていたはずですが、もしかしたらそれは、もっと初期のバージョンなのかもしれません。ボーカルのスタイルはアルバム"Japanese Chaos"以降の柔らかい大人のSaoriの声が好きですが、トラックは中々面白い。ほとんど一貫してバックで鳴り続けるディレイがかかった鐘の音のようなフレーズが印象的。ボーカルのエディットは同時期(?)のAiraのチャイナ・ディスコティカと共通するものがあります。


ボーカル入りの「サヨナラリヴァイバル」はアルバム"Japanese Chaos"の中でも素晴らしい曲で、Saoriの吐息から始まる所が印象的でした。インスト版がイントロからこんなにかっこいいとは!

My Boy

My Boy

sakura

sakura

両方のシングルの帯に付いていた"TECHNO POP X CANDY GIRL HOUSE = Saori@destiny"というキャッチフレーズも初めて知りました。

おまけ:ボーカル入り「サヨナラリヴァイバル」

「ひらひら舞うアゲハ蝶は Ah どこまでも自由だ」