「クルミクロニクル」
収録曲
1. 輝け空色少女
2. ススメ!ススメ!
これを読んでいるあなたは、どうやってこのページを知ったのでしょうか？
「クルミクロニクル」という全く無名の新人アイドルのこの2曲のトラック・メーカー（作編曲）が、あの人やあの人の曲を作っていた人達だということは今さら言う必要はないだろう？「あれ」じゃ分からんという人にとっては有益な情報とも思えないので、話を曲の方に変える。
きらきらした中高音のバッキングに、パンチの効いたキックとぶりぶり唸るベースの組み合わせ。王道ポップのキャッチーなメロディに、明らかにダンスミュージック由来のベースとドラムの組み合わせ。簡単に言ってしまえば、その組み合わせを既に体験している者にとっては正にツボにはまる曲である。みなさん、どこでそんな体験をしましたか？（笑）
CD-Rの全曲音源をちゃんとしたスピーカで聴くと、PVで聴くより、さらにベースの重低音の唸りの迫力が増し、改めて上記の組み合わせがまだまだ魅力的なことが分かる。またPVに入っていないBメロのポップな展開も非常にキャッチーで良い。（「輝け空色少女」も「ススメ!ススメ!」も）
そして、「クルミクロニクル」の声が、意外なほど（失礼）魅力的なことに気が付く。クセがなく、かと言って没個性でもない。そして一般的なポップシンガーという意味でも彼女は十分歌える人である。アイドルとポップシンガーの間に位置する人は何人かいるが、楽曲自体のクオリティ、おとなしく型にはまりきらないはみ出した魅力の点で、リードしていることは間違いない。弱小な事務所の事情やステージ経験がまだないことなど未知な部分が多いとはいえ、良質なポップミュージックを作っていってくれることを期待できる作品になっている。
今のところは路上ライブでの手売りしか入手方法はないようですが、そのうちライブ出演も実現すれば会場で入手も可能となるでしょう。
☆クルミクロニクル公式サイト
http://www.pav-studio.com/CurumiChron...
