最近の3776(みななろ)がヤバい。

http://d.hatena.ne.jp/absolute_empty/20130803/1375519063
昨年2013年8月にこのエントリを書いてから約8ヶ月。Team M2の後継グループ、3776(みななろ)が大変な事になっています。

まず、未CD化の新曲がこんなにある。
・みにきて!
・もぇもぇ片想い
・心配の種
・さよなら小学生
・序曲
ニュートラ
私が知ってる範囲で初披露された順番に並べてありますが、最近の曲になるほど尖がった曲が多い。

どうやら、ベルハー(BELLRING少女ハート)との対バンを観て、3776の石田Producerが、こんなに自由にやって良いんだと思って先鋭的になったらしいです。*1素晴らしく、大歓迎な話です。私もそのライブを観ましたが、その日の様子はこちらのレポが詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/aerodynamik/20140228


それでは、最近の3776の魅力をよく伝えている動画を紹介します。

Team M2時代の曲のパフォーマスンが素晴らしいのはもちろんの事。新曲「さよなら小学生」が特に素晴らしい。更にメンバーのトークやキャラクタの魅力が味わえるライブ動画となっております。
冒頭のSEは、3776としての1枚目のCDの1曲目に入っている「mi-na-na-Rock II」という変拍子ポリリズムが混じったような曲というかフレーズですが、「さよなら小学生」の間奏としても使われています。3776の曲は、このように突拍子もない展開がたびたび見られ、非常にアバンギャルドで、プログレッシブ・ロックを彷彿させます。
一方、「コケモモ」や「さよなら小学生」の鋭くハードかつ切れの良いギター・リフはニュー・ウェーヴを思い出し、「心配の種」の間奏のようなファズの効いたオルガンはCaravanやSoft Machine等のカンタベリー系ジャズ・ロックを思い出します。さらに、シューゲーザーのような音の処理。雑種としての長いロックの歴史をきっちり消化したような楽曲が揃っています。本当に素晴らしい。


「序曲」

Bメロのリズミカルな展開、Cメロが行進曲のようになる意外性は、上記のように3776の曲ではよくあるのですが、さすがに驚きますよね。歌詞はよく聞き取れない部分がありますが、深い物語性を持っていることも、Team M2時代の曲から続いている素晴らしい点です。


ニュートラル」

美しく儚い桜の元で演じられる、美しく儚い曲、舞い、歌。間奏の所では泣きそうになります。


実は上記の同じ日の動画でもっと画質が良いものがあるのですが、あまり貼らない方がいいのかな?
http://d.hatena.ne.jp/ozaken/20140405

どちらの動画も撮影してアップしてくださった方々ありがとうございます。


最後に、動画ではありませんが、ライブの様子がよく分かる音源を貼っておきます。

CDだけでなく、ぜひライブも観ていただきたい。

*1:2014/04/16「南波一海のアイドル三十六房」における南波一海さんの話より。http://www.towerrevo.jp/