第3回アイドル楽曲大賞2014に投票しました

去年は、エントリーの面子を見て、自分とあまり関係ない賞だと思ったので投票しませんでしたが、今年のエントリーは自分の好きなグループが網羅されているので、初めて投票してみました。

■メジャーアイドル楽曲部門■
エントリーを見て聴いた事がある曲がほとんど無かったので(名前も知らないし)、一瞬この部門への投票を止めようかと思いましたが、ありました。ちなみに今回投票した曲は全てCDか配信で購入しています。

※行頭の数字は配点したポイントです。

3: シークレットマジック / アイリス
2: 魔法の呪文 / アイリス
2: アイリス / アイリス

個人的にはこの部門はファンキー、ディスコな初期アイリスのためにあるようなものです(笑)。メジャー・デビューの数少ない功績ということで(笑)。

1: きらきらキラー / きゃりーぱみゅぱみゅ

この曲をはじめとして、相変らず中田ヤスタカは凄いのですが、激しいコードチェンジ、早いBPM、高い音圧、きゃりーの高いテンションが一体となって聴き疲れして、アルバム「ピカピカふぁんたじん」を未だ頭から最後まで中断無しに聴き通したことがありません(笑)。

2: トリプル! WONDERLAND / Negicco

T-Paletteがメジャーなのは売り方じゃないのかと思わなくもないですが(笑)、地方アイドルの先頭というだけでなく、いい形で走っているアイドルの先頭が、Negiccoであることは間違いありません。


■インディーズ/地方アイドル楽曲部門■
日本どころか、世界で一番熱い音楽シーンのひとつがこのジャンルじゃないでしょうか。
※各曲1ポイントずつ投票のつもりで選曲しましたが、Webで投票時、最大5曲という制限が分かったので、実際はこのリストの半分だけを投票しました。

ニュートラル / 3776
さよなら小学生 / 3776

各グループ1曲ずつを原則に選びましたが、3776(みななろ)は別格。絞り切れる訳がない。最近のアイドルがいくら楽曲が良いと言っても、オルタナティブ・ロックと「今ジャズ=New Chapter」のクロスオーバと、同一のレベルで論じることが可能なアイドルは3776ぐらい。あらゆる音楽ファン必聴。


Wind Chime! 〜街のトンネル〜 / RYUTist

名前を聞いた事がある程度しか知らなかったのですが、シングルのカップリング3曲はどれも素晴らしかった。急遽予定を変更して、8/16の渋谷タワレコ地下のワンマンを観に行きました。

Drop / amiina

11/16の主催イベント。他の面子も素晴らしく、イベント全体が丁寧に作り込まれた世界観で統一されていた。メインのamiinaは温存していたキー曲「monochrome」と新曲「illumina」を初披露。この調子でじっくり進んでいって欲しい。

runaway? / Saoriiiii

単に復帰してくれただけではなく、このような曲を内作できる形で復帰してくれたことが嬉しい。

渡船フェリー / フェリーズ

今年のブライテストホープ(笑)。11/23の京都I博でのライブは早くも伝説化した素晴らしいライブでした。

WALL BREAKER / UNDER FACE

グループは色々残念な結果に。待ちくたびれたワンマンは個人的理由で行けず。が、この曲まではかつてのデートピアを彷彿とさせる、良い曲ばかりでした。

Voice ft.USAGI DISCO / クルミクロニクル

個人的にはもういいかなと思いながら、新曲が出たりイベントがあるたびに、何かしら新しい魅力(楽曲にも本人にも)を見つけて思い直す、腐れ縁(笑)。

No1 Sweeper / Especia

アルバムにはちょっと複雑な思いがあるのですが(後述)、それ以外は、やることなすこと、出す曲のエッジの効き方も堂々たる風格を感じます。ポストNegicco(笑)のトップランナー

真冬のサンライト /Citron*

早く活動再開してね。期待してます。



■アルバム部門■
そもそもアルバム出しているアイドルは、ほとんどが私が興味がないメジャーなアイドル。
60年代にビートルズ辺りが始めた「曲の単なる寄せ集めでないアルバム」という必然性が、どれだけあるのかという疑問を端的に表した配点になりました。

※エントリーのアルバムの中でちゃんと聴いたのは2枚だけで(笑)、行頭の数字の配点で投票しようとしましたが、3枚セットの投票しかできなかったので、この部門に投票しませんでした。

5: フェリーズ /『Ferrys!』
1: Especia / 『GUSTO』

『Ferrys!』は、「尾道」「渡船」というコンセプトに貫かれていて、かつバラエティに富んで高品質な楽曲群という「アルバムである必然性が感じられる」アルバム。アイドルのみならず、今年のベストアルバムの1枚に数えたい。
Especiaのファーストアルバム『GUSTO』は、今までの実績が高すぎて期待を下回った感じで残念。フルアルバムということで収録時間を長くして今までのEPと差別化したのだろうが、それが冗長に感じた。収録する楽曲をもっと厳選して収録時間を2/3か半分くらいにしつつ、ボーカルのレコーディングに時間を掛けたら名盤になっていたかもしれない。


■推し箱部門■
3776

Season#1(元々そんな区分は無かったが)の「私の世界遺産」のCD発売が昨年2013年年末(その時初めて富士宮の定期公演に行った)、それから5人体制のSeason#2が夢にように過ぎ去り、Season#2+とSeason#3の並行期間が現在。余りにエッジの効いた高品質な楽曲群と目まぐるしい展開に翻弄された1年でした。2014年は3776(みななろ)の年だったと言っても過言ではありません。

<後でここにとっておきの音源を入れるかも>