神様、私はハイパーインフレで死ぬのか、それともデフレスパイラルで死ぬんでしょうか?(笑)

■「リフレで日本経済は救われる」教も、「国債はいくら出しても大丈夫」教も、その他教(何と名付けたらいいかな?)もどんどんやりあってくれ!ちゃんとどちらの本も買わせてもらいますよ。勉強になるから。これぞまさに、資本主義社会の競争原理の良いところ。

■「自国通貨(円)建ての債務だから大丈夫」という話が、「債権者が日本人か外国人か、信頼できるかうんぬん」という話に捻じれていく現象は興味深い。

■「向こう100年間に日本の財政が破綻する確率は99.91%だが、それが1年後なのか99年後なのかはわからない。」
こんなの予測と言えるの?まるで大地震の予言ですね。100年もあればどれだけ、状況の変化や不確定要因が出てくるやら。天気予報でも日時と場所と確率はセットで出て来るのに。ケインズの「長期には、われわれは皆死んでしまっている(In the long run, we are all dead)」という言葉を思い出します。全く経済学(者)って奴は、、。

■いろいろ前提条件が付いた上での予測でしょうが、知りたいのは結論より、その過程の論理なんですよね。その部分で戦っていただきたい。でも、どうあがいても完全な予測はあり得ないので、実のある議論の後は、政治的決断ってやつじゃないですか。