07/03ミニアルバム"Domestic domain"リリースパーティ@渋谷Glad
【黒い】、【熱い】、【暑い】、【透明】。これが今日のライブの印象。歴史的なライブになると予想した通りになりました。Saori@destinyが次のステップに進んだことをまざまざと見せつけた、素晴らしいライブでした。
【黒い】とは、もちろん一次的にはブラックミュージックの意味。オープニングの"collage"から横揺れのノリが強調されて、ブラック・ミュージック色が強くなった曲で、Saoriが妖艶に踊ります。まさに黒人音楽的な色気をものすごく感じました。かつてのアイドルが年を取ってセクシー路線に行くようなものとは全く異なる二十うん歳(笑)の女性の自然な色気を感じました。もはやアイドルではないし、ガールズポップスでもありません。"Saori@destiny"はひとつのジャンルです。
【熱い】とは、最初から最後まで粘っこく続いた盛り上がりを持続した観客の思いと、演者の三人の意志と息が完全に合致していた事。トミーとみずっちのMCには感動しました。あれは完全に観客の思いでもあったから。
【暑い】とは、文字通り。皆さん踊って汗かいて、数キロぐらい確実に痩せたでしょ?Gladさん、もう少し早く冷房強めてよ。フロアがあんなに暑いんだから、三人の体調大丈夫かと心配になりましたた。
【透明】とは、中盤とアンコールに披露された初期の曲の印象。今の成熟したイメージのセットリストに置かれてこそ映える透明感。歌詞に込められた初心の初々しさがエレピの響きと共鳴した。CDで聴くイメージとは全然違います。それだけ練られたライブ用の音になっています。
- 会場に設置されたカメラで撮られた映像はどのように使われるのだろうか?
- Saori@destinyの更に次のステップって何だろうか?
- あんなにも充実した時間を過ごした後なのに、この「魂の抜け殻」になったような感覚は何なんだろう?
- アーティスト: Saori@destiny
- 出版社/メーカー: D-TOPIA UNIVERSE
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: CD
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