問題作

入手して以来繰り返し聴き続けてる、Saori@destinyの新曲。

歌詞もすごい事になってますが、音の方も上記サンプルに入ってない部分とかえらいことになってます。
メジャー2ndアルバム リリース決定とか、「バイレファンキ」とか、豪さんのポッドとか、いっせいに放たれた情報に食いつくのがやっとでまだ消化できておりません。とりあえず、雑感を思いつつまま。

・毒のある刺激的な物をリリースするという意味では、デートピアは一貫してぶれることがない。ここまでくればほんと立派。

・以前からSaoriの書く歌詞がどこまで本人の中から出てきたものか、どこまでTerukadoに誘導(プロデュース)されたものなのか疑問に思っていたが、今回ますます分からなくなった。というか、かなりプロデュースされてることを前面に出しているように思う。一般的にアイドルや歌手が自分で作詞しましたというと、できるだけその人をアーティストとして見せようとするものだが、Saoriの場合は全く逆。

・そういう意味で今回の歌詞の世界は、やり手のカメラマンや映画監督が、若手女優をヌードにしたとか、汚れ役をやらせたみたいな感じ。本人じゃなくてそのカメラマンの趣味でしょ、みたいな。

・この新曲は、はたしてキーボードが入った体制向きなのか?ステージで見てないのであれだが、すごく弾きまくってくれないと。。。

・"Play"の後半はキーボードのフレーズの方がボーカルより前に出てる。テンション(不協和音度)も高いし、その「バック」に毒のある歌詞。ある意味すごくマッチしてる。

・新曲2曲以外の既存2曲はなぜこの曲だったのだろう?"chemical soda"がコントラストでよけいにさわやかに聴こえる。"ブリーズ・ブリーズ・ブリージング(spring breeze rmx)"は曲の最後がドラムンベースだからかな?できればキーボード体制向きにリアレンジしてもらいたかった。

capsuleの新曲と合わせて、エスニックやラテンとの融合ということで、「今年は○○が来る」というネタを用意していたが、いきなり「バイレファンキ」というキーワードが出て外してしまった(笑)。いつかこっそりこのネタは書くかも。

・でも、刺激的な物という意味で、つまり釣りのキーワードのひとつとして「バイレファンキ」も受け止めた方がいいのかもしれない。「cooljapan」とかと同じで。

・いずれにしても、翻弄されつつ、楽しませてもらってます。