9/19 『2NE1 1st Japan Tour “NOLZA in Japan”』初日@横浜アリーナ

正直なところ、私の中ではK-POPブームというのは終わっていて、今は好きなアーティスト/アイドルの中の一つがたまたま韓国出身だという事に過ぎません。
2NE1は最初に曲を聴いたときから、かなり気に行ったグループであり、かつライブが見たいと思わせてくれるアイドルでした。Hiphop,R&B,レゲエなどのビートが効いた野生的なダンス・ミュージック。4人のメンバーも非常に個性的でカッコイイ。他のK-POPとは一味違います。今回のツアー前のインタビューでCLが2NE1の特徴を「4人の個性がはっきりしていることと、音楽」と述べた事がすべてを表しています。
TVを見ない、韓国からの輸入版のCDを聴いていた、ただの音楽好きのおっさんが外タレ感覚でライブに行くとどうなるのか?期待と不安の両方が最高潮に高まりつつ会場に向かいました。

客層はやはり女性が圧倒的に多い。95%ぐらいは女性だったのでは。ここまで女性だらけのライブやイベントに行った事がないので、比較はできないのですが、あまりきゃぴきゃぴした感じがなくて、女子高に紛れてしまったような居心地の悪さは感じませんでした(笑)。

会場の照明が暗くなると、会場総立ち。本人達が登場する前に早くも大盛り上がりです。観客の8割以上が持っているグッズのライトが蛍のように綺麗で、興奮度もさらに上がります。写真では、席の一番後ろの照明が消えてないので、分かりにくいですが。

前半は韓国語の初期の曲中心。聴き慣れた曲ですから(笑)、私も踊りまくり。中盤は各人のソロのコナーがあったのですが、これも4人それぞれ個性的でした。ソロコーナーが終わるとゲストのBIGBANGの2人が登場。観客の黄色い声援がオクターブ上がります。前述したように、周りが女の子だらけでもそれまで居心地の悪さは感じていませんでしたが、さすがにこの時は周りが上がった分、私は下がりました(笑)。2NE1には女の子的なものを求めていないつもりでしたが、やはり私も男だったようです(笑)。
後半は日本語版アルバムからの曲が中心で、そこは日本語で歌ってました。2NE1の曲はリズム/ビートの切れが勝負のような所があります。日本語の歌詞だと音の響きが変わってしまい、他のK-POPのアーティスト以上に曲のイメージに悪い影響を及ぼすことを心配していました。しかしながら、発音があまり良くないせいか、日本語がよく聞き取れなかったこともあり、心配したほどには違和感は少なかったですね。
最後の方で、Youtube上のいわる「歌ってみた」「踊ってみた」「演奏してみた」系の動画が、いくつかステージの大スクリーン上で紹介されました。おそらく本人達にはメールで許可ぐらいは取っていると思いますが、満員のスタジアムの大スクリーン上に写されている事を知ったら感激するでしょうね。
結論としては、2時間踊りっぱなしで、大盛り上がり、非常に満足のいくライブでした。音響も曲によっては満点ではなかったですが、なかなか良かったです。それでも後半の曲も韓国語で聴きたかったなあ。
10/1にはまた幕張におかわりに行きます。

大スクリーン上で紹介されていたパロディMV。大受けでした。自転車事故って怖いですね(笑)。


ライブでは最も盛り上がった曲かも。コールも韓国語でみんなしてたし。かっこよくてクレイジーな2NE1のイメージそのものの曲。

日本でデビューしていようがいまいが、このアルバムは聴いていたし、聴くべし!

2nd Mini Album(韓国盤)

2nd Mini Album(韓国盤)

おまけ

この日本語の歌詞は逆にシュールだなあ(笑)。